霊獣ボルトロスについて

BW2で急にその存在が確認され解禁されたFCボルトロス
特性が蓄電であることで解禁前から非常に期待されたポケモンである

軽くではあるが、蓄電ボルトロスの予想される型や、調整、配分について触れてみる事にする

基本的な技構成は

技1 技2 技3 技4
ボルトチェンジ めざめるパワー氷or飛 10万ボルトor雷 自由枠

自由枠には気合玉、草結び、蜻蛉還り、馬鹿力などがあげられるだろう

1.臆病スカーフボルトロス
個人的に最も推すボルトロスの型
採用理由は大体雨パで上からの超火力で叩くため
また最速にすることで
1舞最速過剰マンダを死に出しか舞読みから止められる
意地スカーフガブリアスに勝てる
ミラーに強い
実数値は基本的に個体値31-x-30-31-31-31で計算
155-x-90-197-101-168(0-0-0-252-4-252)
        or
159-x-93-190-100-168(36-0-24-196-0-252)

特に陽気スカーフガブリアスについて考えないならばCSぶっぱで良い
下の配分は
H:16n-1
B:A182ガブリアスの逆鱗耐え(83.6%〜98.7%)

また
165-x-99-178-100-168(84-0-72-100-0-252)
HB:A182ガブリアスストーンエッジ耐え(83.6%〜99.3%)
まで耐久に振ることもできるが、C178では目覚めるパワー氷が
183-105ガブリアスに対して98.3%〜118%
またここまでCを抜いていくとして火力不足が否めないだろう(それでも並はある)

2.控え目スカーフボルトロス
意地スカーフガブリアスが減少すると思うので、こちらでもそれなりに動くと思われる
こちらは対面S勝ちの可能性を減らす代わりに火力が大幅に上がっており崩し速度がより向上している
H207-D137スイクンを雷で一撃で倒せるC実数値は211となっている
C209で最低乱数以外一撃
実数値の調整そのものは臆病スカーフボルトロスとの変更点はない
控え目にすることでA200ガブリアスを意識するとさらにSも削るハメとなり、それなら臆病スカーフボルトロスの方が良いように思える
実数値は
155-x-90-216-101-153(0-0-0-252-4-252)
       or
159-x-93-209-100-153(36-0-24-196-0-252)
        or
165-x-99-195-100-153(84-0-72-100-0-252)
調整内容は上記と同じ

3.臆病眼鏡ボルトロス
臆病個体に眼鏡を持たせることでS168以下のポケモンに対して圧倒的火力を持ち制圧できる
ガブテラキラティなど逃げる相手は多くなるが、対面有利の時に対するアドバンテージが大きい
実数値は
155-x-90-197-101-168(0-0-0-252-4-252)
基本的にこれでよい 眼鏡によるC実数値が気になるならBに8振り分けよう
だがどうしてもある程度の耐久が欲しければやはり上記の調整を参考にしてほしい
また眼鏡を持つことでガブラティを上から叩けなくなるためにめざめるパワー氷の意義が薄くなりやすく
めざめるパワー飛の採用も見えてくるだろう
その場合は
155-x-91-196-100-168(0-0-8-248-0-252) ※個体値30-x-30-30-30-31を想定
耐久に振る場合は個体値が30によるズレに注意されたし
眼鏡めざめるパワー飛の火力は
H161-D125ウルガモス確1(115.5%〜137.8%)
H187-D157フシギバナ確2(80.2%〜94.1%)
H221-D145モロバレル確2(73.3%〜86.8%)
H181-D86ローブシン確1(149.1%〜176.7%)
H155-D130ラティオス確2(58%〜68.3%)

4.控え目眼鏡ボルトロス
控え目個体に眼鏡を持たせることでS153以下のポケモンに(
相手とのS関係があやふやになりやすく、読み合いが厳しいところもあるが、C216眼鏡の火力は半端ない
ただオバキル感もあるのであまり採用はされないだろう
実数値は
155-x-90-216-101-153(0-0-0-252-4-252)
155-x-91-215-100-153(0-0-8-248-0-252) ※個体値30-x-30-30-30-31を想定
火力は
H187-D157フシギバナ低乱数1(87.7%〜103.7%)
H221-D145モロバレル確2(79.6%〜95%)

臆病個体に気合いの襷を持たせてもある程度の活躍は見込めるだろうが
ステルスロックが増えそうな環境であるし、雷でグドラも確定に出来ないのでなかなか採用し辛いと思われる
電気技受ければ蓄電でタスキ復活するけども、それでも化身ボルトロスに軍配があがるだろう
結論としてはその高いCを活かして
スカーフを持たせることでタイマン性能の向上を図る
逆にスカーフ警戒を見越して眼鏡で相手への負担を増大させる
暫くはこのどちらかに収斂すると思われる